グラディウスVのようにISOファイルを指定するだけでいいゲームもありますが、個別に設定を修正しなければならないゲームも多数あります。 以下は個別に設定をする場合の例です。 「塊魂」を例に確認します。まず、試しに「通常起動」でゲームを起動します。 ![]() オープニングのムービーは何もしないとハングするはずですが、自動GameFixによってムービースキップされるのでタイトルまでは正常に進みました。 こういったGameFixが最初からあるものはほとんどは設定不要です。 ![]() しかし、ゲームを開始しようとすると表示がおかしくなっています。 ![]() こういった、表示が若干おかしいタイプのものはほとんどがハードウエアレンダリングでの描画の問題で、ソフトウエアレンダリングに切り替えることによって直ることが多いです。試しにF9キーを押してハードウエアレンダリングをソフトウエアレンダリングに切り替えてみます。 ![]() やはり直りました。「通常起動」では設定を保存することができないため、いったんPCSX2を終了し、「設定保存起動」で起動しなおします。 ![]() GPUプラグインの設定を変更します。 ![]() この状態で再度ゲームを続けてみます。 ![]() 文字は直っているのを確認し、さらにゲームを続けてみます。 ![]() とくに問題はないようです。PCSX2を終了すると、設定を保存するかどうか聞いてくるので「OK」を押して設定を保存します。 ![]() これで「塊魂」の設定は完了しました。今後は「塊魂」はソフトウエアレンダリングで起動するようになります。 次は「ことばのパズルもじぴったん」を試してみます。 これもまた、「通常起動」してみます。 ![]() ゲームが起動しましたが、デモの動きがスムースではありません。そして、以下の画面まできて止まってしまいました。 ![]() ゲームが止まってしまうのはレンダリングの問題ではないため、何らかのパッチを当てたり、設定をしてみる必要があります。 いったん、PCSX2を終了し、「設定保存起動」します。 ![]() オープニングデモなどで止まるのはMPEGムービーをスキップすればいいことが多いので、GameFixのMPEG Skipを指定してみることにします。 ![]() ![]() 再度ゲームを起動してみます。 ![]() が、やっぱり同じ部分で止まってしまいました。 ![]() PCSX2をシャットダウンし、ログ出力モードにします。 ![]() ![]() ![]() ![]() この状態で起動し、問題の停止部分まで来たときのログは以下のようになりました。 ![]() どうもCDVD関係がおかしいようなメッセージです。 エミュレーション設定でCDVD関連に関係のありそうなところを探してみます。 ![]() ![]() 上記の物ぐらいしかないため、設定し再起動してみます。 ![]() すると、今度は動きもスムースになり、先に進むようになりました。 ![]() さて、うまく動くようになったので設定を保存したいところですが、ログの設定やMPEGスキップも設定してしまったので戻す必要があります。 一個一個を直すのは面倒なので、とりあえず、PCSX2を終了します。 すると設定を保存するかどうか聞いてくるので、「キャンセル」を押します。 ![]() これにより、いま試した設定はすべて元に戻されます。 再度「設定保存起動」を行い、CDVDのオプションのみ設定します。 ![]() ![]() ![]() ゲームを引き続き試してみますが、とくに問題はないようです。 ![]() ![]() PCSX2を終了します。今度は設定を保存します。 ![]() これで「ことばのパズルもじぴったん」も動くようになりました。 このように設定を繰り返し、各ゲームにあった設定を保存していってください。 |